食道内視鏡検査08
1年に1回の食道の内視鏡検査を受けている。12年前に発見されているものだ。1996(平成8)年の夏、当時嘱託勤務だった時だが会社の定期健康診断で胃のレントゲン検査を受けた。だが診療側のミスでフィルムの現像に失敗したとかで再検査を受けることに。本番の検査は間接写真だったのが再検査では直接撮影で、体を回して何枚もの写真を撮った。レントゲン技師が「食道にポリープみたいな像が見える。精密検査の指示があると思うよ」とのこと。
はたして数日後、今度は嘱託医のクリニック診療所で内視鏡による検査を受けることになった。その結果、口から33センチ奥の食道に、直径が1センチほどの隆起(ポリープ)が見つかった。悪性ではないようなので経過観察扱いとし、半年ごとに検査して様子をみるとの診断となる。別段自覚症状があるわけでなく、それでも真面目に年に1回は検査を受けてきた。
なんと言っても、最初のフィルム現像失敗のおかげだと思っている。間接撮影の35ミリフィルム映像では発見されなかったかも知れないのだ。
今年も先日(11月26日)、有楽町のクリニックまで出かけて診察を受けた。当初は男性の医師だったが、昨年から女性医師に。検査前の処置も少しずつ変わってきた。肩に注射していたのがなくなった。胃の中をきれいにするとかで美味くない水薬を紙コップに4分の1ほど飲み干す。昨年までは喉の奥の麻酔のために噴霧器で薬を何回か吹き込んでいたのが、ゼリー状の麻酔薬を2分ほど喉に留め置いて飲み込むなという。タイマーがピーと鳴ったら飲み込む。
直前に1発だけ苦い麻酔薬を吹き込まれた。いよいよ診察台に横向きに寝かされる。医師は「慣れているからいいわね」とか言いながら、マウスピースを口に含ませる。内視鏡の太さは昨年と変わっていないようだ。
「顎を引いて」とは言われるが、自分の内臓の中を覗ける機会でもある。上目つかいでスクリーンに映し出される食道、胃袋、十二指腸の映像を盗み見を続ける。涙とよだれを流しながら、時にはゲボゲボとむせながら、先端の行き先を体内でも認識できるようだ。
胃の内壁のひだも、十二指腸のトンネルもきれいに映し出されている。
途中で内視鏡に金属の細い線(みたいなもの)を挿入する。これまでの検査では行われなかったが、組織を取り出して検査したいとのこと。針金の先が映像に映ると、先はワニ口のようになっていて、ここと思うところをチョイとつまんで取り出すようだ。摘み取られたあとには、少し出血が見られる。
「水」とか言って内視鏡の手元から胃の中に注入される。傷口を洗うのかな。「ハイ終わりです」。外に出てうがいをしてこいとのこと。ベッドに戻ると、4コマづつ写ったカラー写真4枚が出来ている。それでの説明では、食道のポリープは以前から色も形状も変化がないので、良性のものだろうと。しかし胃の中にごく小さいポリープと思われるものがあったので、検体を採ったのこと。
1週間後には説明するからと、指定した曜日の午後に外来へ来るようにとの指示あり。その結果にもよるが、これで今年の検査は終わり。さて来年はいつ頃にするかなあー。
写真はもらえないので、この欄にIMGは挿入できない。


最近のコメント