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-天気予報コム-

2009年3月28日 (土)

じゃが芋を植え付けました

 今年もじゃが芋(男爵種)の種芋を3キログラムを用意しました。前日(26日)にコンポストで10年ほど溜めておいた生ゴミを撒き散らし、テーラーで耕しておいた畑に畝を切りました。尺縄(しゃくなわ)で間隔も計って鍬を振るうのを見ていた妻は、「本式にやらないで、移植ごてで埋けておけばアー」と言うが、道具を使えるあいだはなるべく本式を真似て作業したいと思う。しかし、後期高齢者ともなれば、いつまでこのような方法が続けられるか自信はないが。

 種芋をひとつひとつ眺め回し、芽のでるところが数カ所含むように2つか3っつに包丁で切り分ける。芋は大小ばらばらなので、大きいのは3っつに、ほとんどは2つにするが、小さいのはそのまま。切った芋は灰の中に入れ、十分に切断面に灰をまぶしつける。適当な数の切り分けが進んだところで、畝の溝に置いてみる。間隔は靴の長さより前後に3センチほどが目安とする。1畝の長さに10個がいい具合である。
 畝は5本あるので、ちょうど50株となる。3キログラムの種芋が50個になったのだ。

031  事前に堆肥を鋤込んだりしていないので、間に合わせとして乾燥牛糞肥料を種芋の間に一握りづつ放り込んでおいた。芽が出て根も張ってくるころには、牛糞が効いてくるだろうと、期待しながら。成長して葉っぱが20センチほどの頃に、化成肥料を与えて土寄せをするのが、例年の作業なのだ。

 ただ土を掛ける作業なのだが、ひと畝ごとに腰を伸ばして一休み しないと続かない。やっぱり歳ですね。あと何年この作業ができるかな--と。
 これでなんとか今年もじゃが芋が植えられた。一月ほどすぎれば(4月の末か5月のGWあたりか)芽を出してくれるだろう。それが楽しみである。それまでどこかの家で放し飼いの犬が遊びに来なければいいのだが。

 道具の後片付けをしていたら、物置に去年収穫したじゃが芋が数10個残っていた。芽を出しているのを欠いてみたが、芯が傷んでいたりするのも多いけど、半分ぐらいは食べられそうだ。
 農作業中も庭や畑の周りでは、ウグイスがまだ葉が出ていない梅や柿の木、モッコクや樫の木などを渡り歩きながら鳴いていた。それも完全なメロディで、大声を出して春を謳歌している様子だった。

=作業した日:2009年3月27日=

2008年11月11日 (火)

「ギョリュウ」と旧約聖書のマナ

 町田市の北部を散策中に、「檉の木」なる立木を発見した。天台宗では町田市には一つしかないというお寺、円林寺本堂のわきにある。「相原の歴史を訪ねる」ウォーキングに参加して、太平洋戦争末期に作られた国際通信用の多摩送信所跡を訪ねたことは既に紹介した。多摩送信所跡へ行く一つ前に立ち寄ったのがこの寺である。

 その木の脇に立つ説明板には、「木へんに聖」と書いて「てい」とルビがふってある。初めてお目にかかる漢字であった。その説明によると、比叡山の開祖、伝教上人が延暦23年に唐の天台山にて修行中に神人から贈られ、それを持ち帰ったのが始めだという。親木は長寿を全うして枯れてしまったが、信州善光寺の大僧正が挿し木に成功した。その一株だという。

 帰宅して妻に調べさせたり、数日後に再び訪ねて実物を確認させた。図鑑などによるとギョリュウ科の樹木で原産地はやはり中国、檉柳と書いてチョンリュウと読ませていると。日本では観賞用に広く栽培されているとか。ギョリュウと呼ぶ樹にはお目にかかるが、木へんに聖と書くとはしらなかった。

2008_11040001_2 【町田市相原、円林寺にて2008年10月下旬撮影・花の季節ではないのが残念】

 同類は中東地域にも広く分布しているらしい。図鑑で知ったのだが、旧約聖書の出エジプト記16章に、食べるものもなく砂漠をさまよっていたイスラエル民族に神が天からマナを降らせた記事が出てくる。そのマナと関係があるとのこと。それはマナギョリュウという種である。
 ある種の昆虫がマナギョリュウの樹皮から樹液を吸い、その蜜を体外に分泌すると白く結晶するという。密入りのせんべい(聖書ではパン)のようで甘いのだ。
 今でもシナイ山では旅行者に「神の与えたパンであるマナ」として売られているという。
(世界の植物=週刊・朝日百科32、朝日新聞社刊を参考としました。)

2008年8月19日 (火)

ツマグロヒョウモン

 今年の夏は特に暑い。庭の植物も日中は花や葉がうなだれている。それでも庭先の草花にはいろいろな蝶が蜜を求めて飛び交っている。

 珍しい彩どりの蝶が飛んでいた。羽の中心はだいだい色でまわりは黒っぽく、先には白い斑点が見える。白くて小さい花が集まっている穂の先に、しばらく止まって向きを変えながら盛んに蜜を吸っている。

002 撮影:山梨・笛吹市御坂町にて(2008年8月)

 4メートルほどに近づいて、10倍の望遠にしてカメラに収めた。止まっていたのはケンタッキー・アメリカン・ミントの花だ。風もないので花は揺れてはいなかったが、カメラを持つ手の方が揺れたみたいで、若干手ぶれがしている。

 図鑑で調べると、カバマダラに似ていたのだが、さらにページをめくるとツマグロヒョウモンらしい。タテハチョウ科で沖縄諸島あたりでは通年に見られるが、夏には本州各地にも飛んでくるという。南方系で三重県以西とあるが、今年の夏は暑いので甲州の盆地まで姿を見せたのか。
 (松本克臣編・山と渓谷社刊ポケットガイド「チョウ・ガ」調べ)

 いろいろなタテハ蝶も飛び回っているが、落ち着いて止まらないので写真に撮りにくい。

2008年7月24日 (木)

乙女高原にて

 甲府盆地は猛暑に見舞われている。こんな時期には少しでも標高の高い場所へ逃げるのが得策。と言いながら、乙女高原を訪れた。
 国道140号(雁坂みち)を牧丘トンネルの手前で左折、塩平窪平線(県道206号)を登る。一番奥の北原集落を過ぎて林道にさしかかると「工事で通行止め」との表示、構わずに進入すると中年の夫妻が道端に立っていた。聞くと、12時には開くというので時間待ちとのこと。
 木陰に車を止めてしばらく待つと、「お待たせしました。工事中の場所は気をつけて」と工事関係者の車が下りてきた。お昼休みの時間だけ通してくれるのだ。焼山峠からクリスタルラインに入り、乙女高原に着くと、すでに数台の車が止めてある。

 一面の草原に見えるが、散策すると今を盛りと咲いている植物がある。沢山目に入るのはよつばひよどりきんばいそうである。ほかに気がついた花を書き出してみよう。くがいそうからまつそううつぼぐさたちふうろあやめはたざおししうどやまおだまきのあざみしもつけそうしもつけいけま、などなど。お目当てのやなぎらんは2株ほど見つけたが、今年は少ないようだ。

002 【写真:きんばいそう(乙女高原にて)】

 散策路の脇に吊るされている説明で分かったのだが、きんばいそうはしなのきんばいと区別が付きにくい。帰宅してから図鑑を見ると、花弁が雄しべより短いのがしなのきんばい。5枚の花びらに見えるのはがく片で、中央部に細長く沢山立っているのが花弁だという。【写真参照】

 帰路に道路端を見ながら下る。湿原には特に花をつけた草はなく、道の脇にはやまほたるぶくろやまおだまきべんけいそうなどが咲いていた。水場と小さく立て札のある場所には、巨大な栃の木が木陰を作っていた。わきに「姥の栃」とある。
 出来立てのダムに架かる橋のたもとに新築の「金峰泉」なる鉱泉宿を見つけ、そばで遅い昼食とする。
 柳平には出来立てのダム「琴川ダム」が目に入る。今年の3月に完成したばかりで、一命「乙女湖」とも呼ぶ。水利(峡東地方の水道水確保)が主目的で、一部発電ようにも用いられているらしい。
 堰堤前まで車で入れるし、堰堤を渡って対岸の展望台まで550mとの案内がある。対岸の登り階段を見ると、年寄りは堰堤上での眺望を楽しむにとどめておく。岸辺には随所に駐車場が用意されていて、結構楽しめそうな場所になっている。
 杣口塩山線(県道210号)の長い道を下り、道の駅「花かげの郷まきおか」で休憩、国道140号を春日居経由、帰宅する。

(訪れた日:2008年7月24日)

2008年1月20日 (日)

庭の野良だぬき(町田の自然=冬)

 今年も町田の家の庭に、冬の小鳥たちが遊びに来ている。しじゅうから(四十雀)とめじろたちだ。寒くてもすずめのように膨らんではいない。数羽のグループで、枝から枝へとこまめに飛び交っている。なかにはつがいらしい所作も見受けられる。
 ひよも自然の来訪者だが、縄張り根性が強いのかほかの小鳥たちを追い回してしまう。きじばとも欅の小枝を嘴で折って、巣作りに近くの林に運んでいた。いつも2羽が交互に建材集めをしていたのが、このところ見掛けなくなった。庭の一角に鳩の毛が沢山落ちているのを見掛けた。猫にでもやられたのか。

 この冬は珍しいお客さんが来た。の一家である。10年ほど前にも姿を見せたが、しばらくぶりの来訪である。昨年の11月に、子狸を3匹連れた一家が庭を横切っていったのを妻が見ている。それが12月になると、親子の区別が分からないほどに成長していた。カメラを向けると、好奇心が強いのか、逃げ腰ながら立ち止まってこちらを向いてくれた。

Tanuki003 【町田の庭に遊びに来た野良たぬき=2007年12月】

 年が明けてからも遊びに来ていたが、可哀想に体の毛が無くなっている。この寒さに顔としっぽだけを残して、バリカンで切り取られた綿羊みたいな、哀れな姿になっていた。皮膚病なのであろう。

 町田市の中心街からそう遠くはない住宅地であるが、傾斜地には林が残っている。狸は自分で穴を掘らないという。自然の洞穴か側溝の中にでも巣があるのか。今年の冬は特に寒気が強い。エサの虫なども土の中だろうに、狸は何を食べているのか。交通事故も心配だが。

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