三崎の魚市場を見学
「雨は降る降る/城ヶ島の磯に/利休ねずみの/雨が降る・・・・」と北原白秋が詠った城ヶ島の磯に建つホテルに泊まったというのに、夜の宴会でカラオケにこの歌を選んだものがいなかったのは残念。
翌日はホテルの送迎バスで城ヶ島大橋を渡り、魚市場を訪ねた。同乗の相客4人の方々には迷惑だったかもしれないが、漁港の中をドライブするのも珍しかったかも。
3階建てに見える魚市場の2階は見学コースになっている。白く凍った冷凍マグロが床いっぱいに並べられ、その間を係の人たちが働いている。マグロは黒い魚だと思っていたのが。岸壁には数隻の遠洋マグロ船が横付けされていたので、水揚げされたばかりのものもあるのだろう。さっきのバスの運転手氏のはなしでは「焼津から陸を泳いできたのもあるのでは・・」と冗談話もあったが。
電ノコで尾の部分を切り離していた。その断面が上を向くように、本体の脇に転がしてある。プロはそれを見ただけで、善し悪しが分かるらしい。セリではなく、入札なのか、予想していた威勢の良いかけ声は聞こえてこない。仕入れたマグロは、そばまで乗り入れてある車に載せていく。
10時半のセリ終了間際だったためか、日本で一・二を競うマグロ市場としては、少々物足りなさを感じる扱い量ではあったが。
ご一行様とは一足さきに見学コースを離れ、建物の1階にある三浦三崎郵便局にてご当地訪問の記録を貯金する。
少し離れた産直センター「うらり」の中を、冷やかしながら散策する。お土産を求めた仲間もいたが。岸壁には大分県海洋高校の実習船などが繋留されていた。
早い昼食でもと近くを歩いたが、メニューはマグロばかり。多少食傷気味なので遠慮する。バス停で、近くの小山の上に立つお寺を参拝するという仲間の荷物番をしながら、しばしの休憩。路線バスで三崎口駅へ。観光客を中心に結構ギュウづめに乗っている。
帰りは金沢文庫駅にて仲間と別れ、逗子線に乗り換えて新逗子へ。逗子郵便局を訪ねると、窓口嬢は「明日からアロハに着替えます」とのこと。明日は逗子海岸の海開きなのだ。
JR逗子駅前で、乗り場ごとに運転手氏に地図を見せながら郵便局付近を通るか聞くのだが、ちょと無理か。3番目の乗り場が良いだろうとの助言あり。海岸通り経由の葉山・一色行きのバスに乗る。
海岸通りというのは狭い道だ。マリーナーとか海水浴場とかが並ぶ海辺の道路である。右手に郵便局を見つけた運転手氏が教えてくれる。森戸海岸バス停から少し戻って、葉山堀内郵便局に寄る。ホリウチと読む地名だ。手持ちの地形図にある位置とは異なる。昨年に移転したばかりだという。
この日は、逗子市と三浦郡(葉山町)と郵便局を訪ねた。これで神奈川県下の20市7郡すべてを訪ねたことになる。昨日の金沢文庫は横浜市金沢区で、特別行政都市の「区」も1つ増えたわけである。
=訪れた日:2009年6月25日=


コメント