一関に泊まる
平泉から一関まで戻る。駅西口を出ると近くに一関駅前郵便局がある。ここで予約しておいたホテルまでの道を尋ねると、親切に地図を書きながら、ホテルの少し先にも郵便局があるよとの情報も付け加えてくれる。お目当てのホテル前を過ぎて、一関田村町郵便局に立ち寄ってから「蔵ホテル一関」へチェックインする。
中庭に立派な土蔵が建っている。オーナーは元質屋だったとかで、その質倉にちなんでホテルの名前になっているのだ。
部屋の窓から下を覗くと、裏は市文化センターである。その脇に静態保存のSLが屋根に覆われて鎮座しているではないか。
翌朝チェックアウトしてから裏口を出て、C58-103号機に挨拶する。レールの路盤が少し高いので、動輪の大きさが特に感ぜられる。所属は「関」とあるから一関機関区所属だったのだろうが、製造年や働いていた線区など、残念ながら説明板がないので一切わからない。
市内を散策。大きな蔵が並ぶ一画があった。元は酒造業を営んでいた跡だとか。今は登録有形文化財で、酒の民族文化博物館として保存されているのだが、公開時間には早く中を見られなかった。
一関郵便局へ寄ってから、駅へと戻る。駅前に立つ説明板を見て驚いた。昭和22年9月のカスリン台風、翌年のアイオン台風による洪水の水位を示しているのだが、いずれも人間の背丈よりも上にある。近くを流れる北上川や磐井川の氾濫によるものである。
大槻三賢人像も駅前に立っている。その一人は漢和辞典の編者として有名な人(だそうである)。残念ながら、そちらの方は知識が弱いのだ。
= 泊まった日:2009年2月18日 =


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