冬の安曇野を旅して
冬の安曇野を訪ねました。予報は曇りということだったけど、ホテルを出かけるときに目の前の山がはっきりと見えるではないか。国営あずみの公園でも覗いてみるかとの予定を変えて、北アルプスの山並みを楽しむことに切り替えた。
ホテル近くの有明山もうっすらと雪化粧をほどこして、目の前に聳え立っている。有明山を前山としてその奥に表銀座の山並みが控えているはず。広域農道まで下がればそれらも見えるはず。新しい道路にはきれいに整備されていて、道の脇に膨らんだ空き地がない。道路わきに車を止めて、落ち着いて山を眺めていることができない。
広域農道だけあって、まわりは田んぼや畑が広がっている。そこには細めの農道があり、道から離れた集落へと通じる昔からの道もある。見晴らしがよい場所で、それらの道を探す。
写真は広域農道から少し脇にそれた細い農道からのショットである。北方に遠望される後立山連峰から正面へとパンした連続写真の一コマである。有明山の奥には、大天井岳(おてんしょう)から燕岳(つばくら)へと続く表銀座連峰の尾根が覗いている。手前にカメラを構えていた妻を写し込んでしまったのはご愛嬌である。高曇りなのでこの時点では雲も薄く、うっすらと青空も残っていて稜線もはっきりと見えていた。
北の方には後立山連峰も遠望できる。もっと近づいて折角の景色を楽しもうと、大町の山岳博物館まで車を飛ばすことにする。山博の3階展望室からは、目の前に連なる雪をかぶった山々の眺めは感動的であった。正面に餓鬼岳とこぶ、右手には蓮華岳、さらに遠くに五龍のピークへと。天候は芳しくないが、それでも山の形状がはっきりと分かる程度だ。これが晴天だったらなアー、と。欲はかかない。今日は拾い物の一日だったのだ。
= 訪ねた日:2009年1月21日 =


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