サンシャイン60水族館
新聞販売店のサービスで、池袋のサンシャイン国際水族館と60階展望台の入場券が手に入っていたが期限が12月末である。クリスマス・イブの讃美礼拝も終わり、珍しく年賀状の発送も済んだので、暮れも押し詰まった晴天の一日、妻と二人で池袋を訪れた。
定年を挟んだ約10年間をこの近くに勤務していてサンシャインビルそのものには何度も訪れていたのだが、主に食事のためのレストラン街であった。久しぶりに訪れると、その店々の並び具合も変わっていた。
一番奥のエレベーターで屋上まで上がる。プラネタリウムと並んだ右側の入り口を進む。深海から浅瀬、熱帯のマングローブの根に潜む魚、大西洋に住む魚などが大きな水槽の中をゆったりと泳いでいる。
「お子様を連れ」た若い家族や、近い将来はそうなるであろうカップルたちで賑わっていた。珍しい魚たちに向けて、みんな携帯電話で写真を撮っている。こちらもとデジカメを向けたが、フラッシュが点いてしまう。水槽の脇には「フラッシュ撮影ご遠慮下さい」「フラッシュ撮影禁止」と掲示されている。
暗い通路の隅に立ち止まってカメラのモードを設定しなおそうとメニューを見るが、フラッシュを止める方法が分からない。写真を撮るのを諦めた。「変なおじいさん!」と子供たちに思われたかも知れないが。
有名なラッコの水槽では、係りの人が長い柄の先に袋がついた道具で底のごみを取り除いていた。ラッコは2匹しかいないのだが、ときどき陸に上がって係りのお姉さんにじゃれついていた。水面を泳ぐ姿は、写真でみていたとおりお腹を上にしている。思ったいたのより図体は大きい動物だ。
屋上の広場では動物やガチョウたちに芸をやらせて、子供たちを喜ばせていた。水鳥も沢山いたが、水族館なのにヤギやウサギたちも。赤ちゃんが生まれたとかで、ペンギンの家族も賑やかである。【写真】
エレベーターで地下1階へ降り、サンシャインビルのエレベーターに乗り換えて60階の展望台へ。この日、関東一円は弱い風も吹いているので見晴らしは良い。関東山地や丹沢山系まではかすんでいて見えなかった。
東京タワーの先には横浜のランドマークタワーも遠望できる。23区内は地図を頭に浮かべながら、あれが六義園、こっちが小石川植物園などと、目に入る森を妻に案内する。勤めていたビルも懐かしく眺めたが、今は使っていないので大型の予備発電機や空調装置が設置されていた屋上は鉄骨だけが残っていた。あのビルは、会社ではコンピューターセンターとして使っていたのだ。
せっかく来たのだからと、階段を登って屋上の外部展望台まで覗いてみたが南面だけ。それも鉄格子に囲まれ外縁から離れているので近くは見えない。
=訪れた日:2008年12月25日=


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