早川渓谷ドライブ
甲府盆地は一点の雲も見えないお天気だ。山奥は紅葉が盛りだろうと、山梨県南巨摩郡早川町の南アルプス街道の紅葉狩りドライブに出かけた。国道140号から鰍沢で52号へ。富士川の右岸、堤防の上が改良されて走りよい道になっている。身延町に入り、西島の「なかとみ和紙の里」に立ち寄り、和紙のはがきなど求める。集落の中、旧道から少し西に入った西島郵便局へ。
飯富を右折、早川橋を渡って県道73号「南アルプス街道」に入る。すでに両岸にせまる山は紅葉に染まっているが、頻繁に通るダンプに気を配っての運転なので、運転手はおちおちと景色を眺めているわけにはいかない。
まず七面山口郵便局にて早川町の局に挨拶。風景消印ありで自宅あてに先ほど求めて和紙はがきを出す。窓口嬢によると、早川町には5局あるという。
【紅葉が迫る雨畑湖】
街道を左折して細い山道に入る。雨畑川の崖上の狭い山道を対抗する車と譲り合いながら注意して運転。助手席の妻は怖がっていた。細いトンネルの入り口では、対向車がないか確認してから車を進める。
雨畑湖(ダム)の近く、トンネルを抜けたすぐの二股を右折して硯石局に寄る。局舎の裏山の急傾斜は茶畑だった。二股へ戻り、「Villa雨畑」でそばとうどんで昼食とする。温泉に併設された施設である。
南アルプス街道に戻って左折、いよいよ上流へと。奥地へ乗り入れる感じだ。次は早川局だ。さらに走って三里(ミサト)局へ。この2局は新道から旧道へそれた集落の中にある。
本道へ戻り、上流へ。早川を左へ右へと橋を渡り、いくつかのトンネルを通る。道路やトンネルはよく整備されていて走り易いが、一つだけ未改良のトンネルがある。入り口には「先に入った車優先」とある。幸い直線なので反対側の入り口が見える。軽自動車でもトンネルの中では交換できない狭さである。平行して新トンネルの工事が進んでいる模様だ。
10数分走り、こんな奥地に集落があるのかと訝しくなってくる。でも道は良いし、たまに対向車がくるので安心はするものの、回りの紅葉を堪能しながら走る。やがて「南アルプス邑奈良田の里温泉」の案内と、数件の温泉宿が見えてくる。そのはずれに西山郵便局があった。ATMの保守点検中だったが、こんな山奥の局まで整備点検に回る担当者のご苦労に思いがいく。ここも風景消印がある。
ここまでの局間は約8キロほどだが、最後の三里から西山局間は10キロ以上は離れている。
西山郵便局からさらに奥地へ入ると、奈良田の集落がある。バス停があり、ここまで身延駅から路線バスが通じているのだ。途中で行き逢ってはいたが。
南アルプス山岳写真館・白籏史朗記念館では南アルプスの山々とそこに咲く高山の花々の写真に見とれ、早川町歴史民族資料館を参観して昔の山仕事で生計を立てていた人々の生活を知った。
このさらに奥に、山梨県営の西山発電所群があるのだ。1960年の中頃に開発が始まっていた。これらの発電所で得られた電力を売り、ミレーの「種まく人」などの名画を蔵することで有名な県立美術館が建てられたと聞く。
高い山に囲まれた谷あいの夕暮れは早い。峯々の残照に名残を惜しみながら、下りの走りは快適だ。七面山口に戻り、町営の南アルプスプラザにてコーヒーで休憩。
この日のドライブで6局を訪問、1280局を越えた。本日の走行距離は162km。
走った日:2008年11月14日


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