鹿島鉄道を訪ねて
常磐線の石岡から鉾田まで、茨城県内を走る私鉄「鹿島鉄道」が本年3月末をもって廃止になるとのこと。鹿島臨海鉄道大洗線に乗った時から次に訪れたいと願っていた路線である。廃止が迫るとファンが集中するのでその前にと1月11日に妻と一緒に乗ってきました。
上野を常磐線快速で石岡へ。駅近くの石岡郵便局へ寄ったのちに駅へ戻り、念願の鹿島鉄道へと跨線橋を渡る。
石岡13:36発鉾田行きはキハ601単行のワンマン運転、外見は3ドアだけど乗り込むと中間ドアは閉めきりかロングシートに切れ目はない。乗客は2~30人ほどだったが、「ひたちおがわ」までに殆どが降りてしまい、あとは10人ほど。カメラをぶら下げた鉄ちゃん風の数名も乗り合わせていた。
途中の「たまつくりまち」で下車した。ご婦人が駅務を預かっているようだ。記念に切符を欲しいとお願いすると、前途無効の印を裏の磁気面に押しても見えないからとそのままで頂けた。ファンの気持ちを理解されていて嬉しい。
駅前の道を500メートルほど歩くと、突き当たりに玉造郵便局がある。初めての街を歩くのは楽しみだが、この町も寂しさを感ずる。一緒にこの駅に降り立った小父さんは、「街が死んでいるようだ、国の政策が悪い」と嘆いていた。現在は玉造市である。
玉造町15:01発の下りで鉾田へ向かう。今度はキハ432、全面の姿は南部縦貫鉄道のレールバスを思わせる。石岡=玉造町の間は霞ヶ浦に沿った蓮田の田圃風景が続いたが、ここからは低い丘が続く中を緩やかな勾配でエンジンを吹かしながら走る。
終点鉾田は単線のままで両側にホームがある。降車は右側で、反対側のホームには上りの乗客が待っていた。
鉾田市内を散策、駅前郵便局から約1キロメートルの鉾田郵便局まで往復する。妻は例によって途中のスーパーを視察する。
鉾田16:04発の上りはKR503号車、鹿島鉄道にとっては一番の新造車だ。車内外も電飾が施され、辺りが暗くなると車内は異様な雰囲気が醸し出される。途中で乗り降りする高校生たちは慣れているのか、あまり意識されてはいないようだ。暗くなって気がついたが、いくつかの駅舎も電飾が施されていた。
【写真】 電飾を施されたKR502(右=下り鉾田行・日出の飾り)とKR502(左=石岡行・筑波山の飾り)=常陸小川にて
霞ヶ浦を前景に筑波山が遠望できる区間が続く。運転席わきの窓からカメラを構えるが、揺れる車内からの写真はブレて駄目。常陸小川駅構内ジーゼル機関車DD901やホッパー車2両が保存されている。下りと交換する待ち時間に撮影を試みたが、置いてきぼりを気にしてかこれも手ブレがひどい写真となった。
ここから車掌が乗り込み、乗車券を確認していた。



ごぶさたしています。
写真、よく撮れていますよ。ブログ楽しみにしていますので時々のぞかせていただきます。こちらは仕事の方もそこそこ忙しくなってきました。そういえば最近は通勤以外の電車には乗ったことがほとんどありません。車や新幹線でなくて、普通の電車にのんびり乗りたいです。
投稿: 大久保 | 2007年1月14日 (日) 23時04分
大久保さん、ご来場有り難うございました。
のんびりとローカル鉄道の列車に乗るのが楽しみなのですが、写真を撮ったり郵便局へ寄ったりでせわしなく歩き回ることになります。妻は文句を言いながら、たまには同道してくれます。
大久保さんと一緒に旅に出られるといいですね。
投稿: 河野 | 2007年1月19日 (金) 23時06分